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一人の友人について

今日は友人がある思いを胸に海外へと旅立って行きました。
彼とは付き合いこそ短いものの、思想・人柄に惹かれてよく交流をとっていました。

彼は人間の「生と死」についてよくみんなに話していたのですが、今の世の中では受験を苦に自らを追い込んでしまう学生や
自分の子に愛情をもてずに殺してしまうといった出来事が多く現在では歪んだ世の中と言われています。
そして世界は今も内乱や核兵器の存在によって未だ安定していません。同じ人間同士が憎みあい、そして殺しあう・・・


ですが、彼はこんな世の中でもまだ希望はあると言いました。
先の新潟の震災の時、彼は一週間ほどボランティアに行っていたのですがその時に被災者の人から色々話を聞いたそうです。

家は壊れたのは確かに悲しいし辛い、でも命さえ家族さえ生きていればまたやり直せる。
未だ余震が続く絶望的な状況下においてなおこの言葉が言えるのかと彼は感激したそうです。

スマトラ地震の時もみんなに積極的に募金や支援を訴えかけていました。


たまに彼のやっていることを偽善という人もいます。確かに何も知らない人から見ればいい人面してやっているようにしか見えないかもしれませんが、確固たる信念の元に行っている行動なのです。

彼はいつもこう言っていました
「困っている人がいれば助けるのは人間として当たり前のこと、自分が困っている時に同じことをしてもらったら嬉しいし助かる。だから自分も今やるのだと」

もし世界中の人がこういう考えを持ってくれたらとも願っていました。


そして彼は半年前からやろうとしてた事がありました。
それは戦争でボロボロとなったイラクに行ってその光景を見て、そしてその現状を伝えること。
期間は4月の初めまでで約2ヶ月ととても長い期間です、それに死の危険性もある非常に危険な場所です。

以前香田生証さんが拉致され人質となり殺害された事件もあった場所です。

しかしそれを承知で行くのだといっていました。命をかけてまで行く必要があるのか?と聞いたら

「今しかできないことだから今行かなければ将来絶対後悔してしまう、たとえこれからの人生が幸せだったとしても死ぬまで胸に引っかかったまま生きていくことになるかもしれない」
だから行くのだと言っていました。

これからの2ヶ月彼が無事でいることを祈ります。そして帰ってきてまた話を聞かせてくれると信じています。



個人的な記事で申し訳ないです
明日からは普段どおりの記事を書いていきます('-')

  by kazineko | 2005-02-12 16:30 | リアルな色々

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